無口で好きなもの以外に関心がない男子高校生と、冴えない出戻りドーナツ店店長の話。12歳差は初めて読んだので新鮮だった。好きでもない仕事に忙殺され投げやりだった倉林と、鉛筆削り以外は興味がない凛生がだんだんと距離を縮めていく様に読んでいてドキドキした。普段は大人びているのに、倉林のことが好きと気がついてからは余裕のない凛生は年相応で可愛い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
砂原糖子
- 感想投稿日 : 2020年5月21日
- 読了日 : 2020年5月21日
- 本棚登録日 : 2020年5月10日
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