コーランはイスラム教の聖典。アラーの啓示がマホメッドに宿り、マホメッドから語られたものを後に記録された全114章。
コーランの大意を優しく伝えるエッセイ。
読んでは諦め、又読み始めては、放置してかれこれ5年。今回は、古事記の後の一神教を読み切るチャンスかと再びのコーラン。多少気合を入れて読み始めたが、半分くらいからペースダウンして、なかなか理解するには至らない。
第一章は 開扉 7行8節にエッセンスが詰まっている。唯一神の宣言。人間の一生は通過点。最後の審判の後の世界が大切。
マホメッドがどの様な生い立ちで、どうやって啓示を受け、イスラム教を確立していったかを丁寧に追っています。
610年 ラマダーン月の夜 ヒラー山でアラーの啓示を受ける。ここから続く啓示がコーラン。
622年 マホメッド ヤスリブへ大布教活動
ヒジュラと呼ばれ アラビア暦元年
624年 バドルの戦で大勝利 すべてがアラーのおかげ ここから預言者と呼ばれる
632年 メッカ巡礼 マホメッドの最後62歳没
この後の後継者争いが 今日に残るスンニ派とシーア派の原点らしい
かなり省略しました。多少驚きを受けるのは、マホメッドの本格活動は、ヒジュラから10年あまり。その後の影響を考えるとかなり短い。
歴史や経典などよく調べて書かれていて大変だったろうなあと思うけど、遠い世界感と細かい説教でなんとなくで読了とします。ストーリー性が低いところがわかりにくいところかなと。
アラーは凄い!人間も世界も一切神の創造で恵。
最後の審判と賞罰のための人生。
偶像崇拝禁止 六信五行
六信 アラー 天使 経典 預言者 来世 天命
五行 信仰 告白 礼拝 斎戒 喜捨 巡礼
- 感想投稿日 : 2023年8月17日
- 読了日 : 2023年8月17日
- 本棚登録日 : 2023年8月17日
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