ぼくらの真実

著者 :
  • 扶桑社 (2014年12月27日発売)
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日本は第二次世界大戦で、はじめて、負けた。
アメリカに負けた。
ドイツは、何度も、負けてたから、負けても魂までは奪われないという方策があった。
しかし、日本人は精神までもが占領されている。
日本はまだ独立していない。
アメリカという国の占領下にある。国連のほとんどの加盟国が認められている、自らの国土と自らの国民を守る術さえない。
北海道の先の北方領土も、ロシアに取られている。
島根県の竹島も、韓国に取られている。
尖閣諸島周辺には中国の船が。
そして北朝鮮には我が国の国民がとられている。
それを取り戻すことすらできない。
憲法もアメリカ占領軍によって作られたものだ。
それを今も後生大事に、自分たちで自分たちの憲法を作ることすらしようとしない。
戦争中の我が祖先が悪い。何でも国が悪い。と信じ込まされている。
誰が、あなたを。この国を。守るんだ。
たくさんの祖先が、70数年前には、この国を守ろうと国民を守ろうと命をかけてくださった。
アメリカの信用を得た今、自分たちで、自分たちの国を、国民を守り、自分たちの意見をはっきりと言おう。
たくさんの国を追われた難民が苦しむのを目の当たりに見るにつけ、
その国家というのを守るのは、今の私たちの目覚めた魂なのである。
最後にZさんという那覇の市議会議員の生きる姿に、私たちの未来につなぐ何かを感じさせてくれた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 世界
感想投稿日 : 2016年12月22日
読了日 : 2016年12月22日
本棚登録日 : 2016年12月22日

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