英語のプライベートレッスンでイギリス人の先生と一緒に読んでいる本。レッスンはまだ続いているので、レッスン前に該当範囲を再読してメモを取ってディスカッション、というのがまだ続きそうです。
普通とは違う視点で描かれたノアの箱舟の物語から始まり、聖書、海、カップル、などの共通のモチーフでつながった10と1/2章からなる小説です。非常に賢い人が書いた、皮肉とウィットにとんだ小説なのですが、テンポが良くて意外と読みやすく、難解ではないのに考えさせられます。歴史とは?真実とは?愛とは?そもそも答えなんてあるわけ?
自分の賢さを自覚している皮肉好きな作家ではあって(先生曰く、嫌いな人にはpretentiousと言われるとか)、好き嫌いはあると思いますが、私はすごく面白かったです。文句なし★5つ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
イギリス
- 感想投稿日 : 2012年2月20日
- 読了日 : 2012年2月16日
- 本棚登録日 : 2012年2月6日
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