夜の飛行機の中で読了。
読んでいる間中、頭の中ではドアーズの「The End」のイントロが流れ続ける。
ジャングルのけだるい暑さのようなだらだらとした文章がねっとりとからみついてくる。じわじわとくる文章。これはホラー小説なの?
具体的には描かれない虐殺の空気。主人公の嘘、まあ、隙間の多い小説なのでいろいろと読み取れるのだろう。罪?狂気?
J.G.バラードの小説と雰囲気が似ている。
ヒトラー登場のほんの数十年前に行われたアフリカのコンゴの大虐殺、その事実はまったく知らなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
航行小説
- 感想投稿日 : 2012年8月20日
- 読了日 : 2012年8月16日
- 本棚登録日 : 2012年8月17日
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