多崎つくるはいかにして決断したのか: 村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読む

著者 :
  • 晃洋書房 (2014年2月1日発売)
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本棚登録 : 30
感想 : 5
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2017/3/5読了

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅』の考察本。
、本を読んでからだいぶ経つので、読み返してからこの本を読むべきだったのかな。

村上春樹の著書のミソは、深読みと解釈を合理化することだと思う。
なので、哲学(ハイデッガー)と結び付けてつくるの心情を探るのも
著者の深読みに過ぎないのだ(怒られるかもしれないが、村上春樹の解説なんてだいたいそこに落ち着いてしまう。)
つくるが死の淵からいかにして活力を得て復帰したのか。
ここがこの著者が最も解きたかった部分だろうと考察する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発・ビジネス・新書系
感想投稿日 : 2017年3月9日
読了日 : 2017年4月14日
本棚登録日 : 2017年3月9日

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