ロードバイクバイブル (エイムック (1203)) (エイムック 1203)

著者 :
  • エイ出版社 (2006年4月24日発売)
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本棚登録 : 61
感想 : 6
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フィットネス・ミシュランのエンゾ早川氏の近著。

 今回のは著名の通りロードバイク(自転車)を中心とした内容。基本的な機材選び・乗り方・女性編集員とのロングライド・食事・トレーニングまで。

 なかでもインパクトの強かったのは「和食がヘルシーだったのは 昭和40~50年の一瞬だけなんだよ」という和食神話斬り。それ以前は粗食の極みと塩分過多で以降は西洋化されてカロリー・炭水化物過多だとか。満腹度を主食(ご飯)の量でしか調整できない和食はどうしても炭水化物を摂り過ぎてしまう。
 「(主食としての)お米はおいしすぎる」のだそうです^^;

 でもこれ正確には「日本人の食生活」ですよね。ダイエッターに取ってレシピとしての和食の価値は不変ですよね。

 さらに脂肪を効率よく燃焼させる「マフェトン理論」の立場からは良質なたんぱく質・脂肪を大量に摂れるイタリア料理の優位性が述べられています。
 ま、過ぎたるはなんとやらなんですけどね。

 最後にバイクの素材に関しては、若いうちはフルアルミがいいとも。
 衝撃吸収性が悪く正しいポジションで乗っていないと疲れやすいのでかえってポジショニングに役立つのだとか。

 「よほどのロングライドをするか、ご年配の方がゆったりと乗られる以外の20代~30代の者はアルミに乗るべし」
 ということでエンゾ早川氏のお許しの出た年代の僕は胸を張ってゆったり系のフルカーボンのバイクが欲しいぞ!>嫁よ


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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自転車本
感想投稿日 : 2011年11月27日
読了日 : 2006年4月28日
本棚登録日 : 2011年11月14日

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