狼の一族 アンソロジー/アメリカ篇 (異色作家短篇集)

  • 早川書房 (2007年1月31日発売)
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本棚登録 : 93
感想 : 14
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久しぶりに短編集。一番はラファティ「浜辺にて」。巨大な貝になっちゃう子供と、平気な感じの家族。宮沢賢治か坂口安吾テイスト。次点はスラデック「他の惑星にも死は存在するのか」。時間と場所がデタラメで同じモチーフを繰り返す構成痺れた。シェパード「スカット・ファーカスと魔性のマライア」。ハードボイルドな団地ともお。デイヴィッドスン「眠れる美女ポリー・チャームズ」。お話より架空の都市のリアリティーに惹かれた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アメリカ文学
感想投稿日 : 2014年9月15日
読了日 : 2014年9月15日
本棚登録日 : 2014年9月8日

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