シリーズの最終巻上巻。彼の旧友、というか同志、というか元部下の遺児の少年が物語の語り手。17歳でデビューしたシーフォートももはや老年。精神の地獄をみたシーフォートは、ずいぶん懐の深い人物になったらしい。
何十年ぶりかの植民星ホープネーションの描写もなつかしいというか、物悲しいというか…。芳しからぬ星の変化に悲劇の予感がするんだが。
で、いらっときたのは我慢が苦手の語り手少年、だけではありません。
どうしたんだろうという誤字脱字の嵐。会話の中の一人称の混乱。早川の文庫編集部に何かあったのか?
とりあえず下巻に続く。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2013年2月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年2月7日
みんなの感想をみる