桜の木の見える場所 (児童単行本)

  • 小学館 (2019年11月20日発売)
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本棚登録 : 87
感想 : 13
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近頃、自分の中で再ブームとなっているイタリア文学より。綺麗な装丁から考えると思いもよらないお話。少しずつ目が見えなくなっていくスターガルト病に罹患した少女の物語。少しずつ視力を失っていく少女の恐怖が克明に描かれている。それもそのはず、作者自身がこの病気でいつ視力を完全に失うかもしれないという恐怖と闘っているのだ。作中に登場する主人公の愛読書であるイタロ・カルヴィーノの『きのぼり男爵』前から気になっていたので読もう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2021年10月5日
読了日 : 2021年9月25日
本棚登録日 : 2021年9月25日

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