壇蜜日記も4冊目。
壇蜜さんの時折見せる少女のような一面にときめいてしまいました。
例えば、みぞれについて、「可愛い名前だが面倒なことばかり。べちゃっとして、ぶるっとして、つるっとするので気が休まらない」なんて書いているところとか。
一方で、なんだか大人の女性の処世術を学んでいるような気持ちになるときもあり。
「寛容さは流動的でもろい。不寛容さもそうだといいのに」といった記述には、たびたびはっとさせられました。
この日記の刊行が終わってしまうとのほのめかしに「もう読めなくなってしまうのか…」とドキドキしつつ、最後までほのめかされたまま読了。
結局、出版されなくなってしまうのだろうか…と、やきもき。
もしも数ヵ月後、書店に5冊目の壇蜜日記が並んだら、ほくほくとレジに持っていきたいと思っている読者がここに1人…とひっそりアピール。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ。
- 感想投稿日 : 2018年4月30日
- 読了日 : 2018年4月6日
- 本棚登録日 : 2018年4月30日
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