優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの5作目。
今回は遠すぎる東の凌皇国から、"皇女"シェランが次期国王の花嫁になるために押しかけてくる。
デュークが変態趣味を持つ同期のウィラードにものすごく遠回しな恋愛相談をしていたり、第一王子フリートヘルムとウィラードが幼くくだらない喧嘩をしていたり、第二王子グイードのわかりにくい助言だったり、第三王子レオンが年相応だったり覚悟を持った姿がかっこ良かったり、クレイグの飄々ぶりにクスッとなったり、レティは初めから強いわけではなかったのねということが分かってぎゅーっとなったり、シェランの思い切りの良さに清々しさすら覚えたりとなかなかに忙しい1冊だった(笑)
最後、なかなか不穏な空気で終わっているので、次はどんな展開になるのかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ラノベ・カジュアル
- 感想投稿日 : 2023年3月18日
- 読了日 : 2023年3月13日
- 本棚登録日 : 2023年3月18日
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