最後はやっぱりアイツが邪魔をするか……という、読めてしまうラストの「転」は残念でもあったが、すべての伏線が綺麗に収束していくのは見事でした。
今井作品を読むのは『アリスと蔵六』『ぼくらのよあけ』に続き3作品目だったが、子どもの成長と、それを「先を行く」者たちが見守り、背中を押すという構図が変わらない。それがとても優しさと希望に満ちていて好きだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年6月2日
- 読了日 : 2017年5月27日
- 本棚登録日 : 2017年5月27日
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