普通の小児科学本と違うのは、「赤ちゃん」の科学だけではなく、赤ちゃんとは何かと哲学的にも考察している点。
赤ちゃんであるとはどのようなことか。
赤ちゃんを愛するとはどのようなことか。
赤ちゃんを巡る人生の意味...。
科学と哲学が絡み合うような内容になっている。
科学的考察では、赤ちゃんが考えていることについて、確からしいとされていることを整理する。
哲学的考察では、赤ちゃんを考える観点から、自分たちの意識について、世界を認識することについて、考えさせる。
私感チックな記載ぶりがいくらか気になったし、もう少し深い記載を期待していた。
ただ、個人的な興味ジャンルの哲学と小児科学の邂逅としては、とても面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2018年11月4日
- 読了日 : 2018年11月2日
- 本棚登録日 : 2018年11月2日
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