• 2012年9月13日発売
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感想 : 7

東京赤坂に向かう夜の〝紀國坂〟のお濠の傍に、むせび泣くひとりの女がいた。通りかかった商人が気の毒に思って声をかける。振り返った女の顔は、目・鼻・口のないのっぺらぼうであった。驚いた商人の旦那は、近くの屋台のソバ屋に勢い込んで事情を告げると・・・。貉は人を驚かすだけの存在なのでしょうか。これに尾ひれを付けていけば、悪徳話に飛躍しそうです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2019年11月24日
読了日 : 2019年11月23日
本棚登録日 : 2019年11月23日

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