病院で死を判定された人々が次々に生き返っていなくなったという事件、あるゲームをきっかけに『自分は死んでいる』と主張する人間が次々と現れる事件、内蔵や血が凝固してなくなる患者が続出する事件など、ウィルス、VR、ナノロボット等の最先端科学とそれらを悪用したトリック、その裏に絡む人間の悪意は見事で、今回は人の死がテーマなのかなと思いました。物語の縦軸も主人公・小比類巻の亡くなった妻そっくりの女性の出現など見逃せなくなってきている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年7月10日
- 読了日 : 2023年6月2日
- 本棚登録日 : 2023年5月29日
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