エグザミィとの対決に終止符が打たれたかと思いきや、即座にその退場劇まで演出されている5巻である。相変わらずの恐るべきテンポ感だ。確かにキャラの整理は必要だが、ここまで鮮やかに行われると唸るほかない。
少しずつ協力者を作りながらも、しかし多くの死者を伴いながら物語は進行している。物語は濃さと温度を増していく一方である。
そして次回からは、ようやくエグリゴリ本隊との正面衝突に到る模様であり、物語の引きは見事なものだ。これはもう星五つと評するほかないだろう。
読書状況:読み終わった
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漫画喫茶
- 感想投稿日 : 2016年3月31日
- 読了日 : 2016年3月31日
- 本棚登録日 : 2016年3月31日
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