先進科学文明、ファンタジー、現代と複数の世界と関係していく主人公が、そのそれぞれを利用してヒロインを助けていく話である。
その発想は好むところだが、魔王の倒し方があまりにあまりで、ギャグとして笑えなかったので評価が急落した。
そうすると細部の粗にも目がいく。物語に入り込めず、結果低評価となってしまった。おっさんが楽しめる作品ではない気がする。
ただ、この種の異文化が交差する作品では、同じ文庫に「六畳間の侵略者」という良作があるだけに、比較してちょっと辛く評価したかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドナドナ
- 感想投稿日 : 2013年6月18日
- 読了日 : 2013年6月18日
- 本棚登録日 : 2013年6月18日
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