過去の経験に反して、どうにもたどたどしく幼い主人公ですが、だからこそこの宴にからっぽのまま閉じ込められていくのだろうなぁ、と思いながら読みました。小道具、大道具すべてが綺麗で官能小説なのだろうけれど、すこし教養小説のようにも感じ。又官能小説である部分の描写や行為は現在のものと比べると大人しく丁寧なものなので、女性でもすんなり読める類だと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年9月22日
- 読了日 : 2012年9月22日
- 本棚登録日 : 2012年9月22日
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