読むほどにいい。本当に深くするどい感性が、ひとを威嚇することもなく、そこにある。あまりになんてことない顔をしているので、はじめにパラパラ読んだときには「ふーん」と通り過ぎてしまっていたりする。読むうちに、誰かと少しずつ仲良くなるみたいに、その深さと広がりが自分にも染み込んできた。ハッとするし、でもそれ以上に、その優しさに安心したり、にっこりさせてくれる詩集。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年5月30日
- 読了日 : 2012年5月4日
- 本棚登録日 : 2011年5月9日
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