自由という服従 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社 (2005年1月14日発売)
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本棚登録 : 112
感想 : 15
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なんとなく生きづらい、と思うことがあれば読んでほしい。
第1章と第6章を読むだけでもかなり救われる。モデル化した上での分析はいまいち腑に落ちなかったけど、結論として言いたいことはよくわかる。
自分が自由な社会の中で、なぜこんなにももがいているのかがわかった。

ちなみに、第5章はエスノグラフィーをベースにしてあるのでとてもおもしろかった。読んでいるだけでその世界に足を踏み入れた気分を味わえるのって、いい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: [実存]
感想投稿日 : 2012年9月11日
読了日 : 2012年9月11日
本棚登録日 : 2012年9月10日

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