タイトルに「GAFA vs. 中国」とあるが、すでにかなり中国に取り込まれてる企業もあるし・・・。
GAFAそのものを解説するというより、覇権争いの舞台がデータになった背景と、日本が取るべき道について解説した本。
一年前の書で、すでに古くなっている箇所もあるが、渡邉さんの本は週刊誌のようにさっと読んで次に行くべきなのだろう。
第一次ペンス演説であれだけぶち上げた割には、事態は進展していない、と見るべきか、米はじっくり腰を据えて対策を取っていっている、とみるか。
でも、この本の書かれた2018年10月は、まだ孟晩舟女史がカナダで拘束される前なんだな。
その意味では貿易戦争から全面戦争へ、という読み筋は外れておらず、この枠組の中で道を誤らないようにしたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
政治・経済
- 感想投稿日 : 2019年12月10日
- 読了日 : 2019年12月10日
- 本棚登録日 : 2019年12月10日
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