必殺お捜し人シリーズ第六巻はボケ老人(元勇者)のお世話と教会の秘密について。五巻に続いて頭のおかしな人のお世話でドタバタ劇かと思いきや、物語は予想外にシリアス展開。サマドのジラの再登場も驚きの姿だし、最後に明かされる教会の秘密も凄い。
物語終盤は鬱々とした雰囲気だが、最後の最後に大逆転の希望が降りてくる。ご都合主義と笑わば笑え。非常に読後感の良い終わり方で、このシリーズで一番お気に入りの話です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年9月17日
- 読了日 : 2010年10月4日
- 本棚登録日 : 2010年10月4日
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