ブク友さんのオススメ本。
教えて頂き、本当にありがとうございました。
図書館で見た第一印象は、とにかくデカイ!
そして絵本作家さんが描いた、とあって全てが可愛い。
温かい手描きのイラスト満載の一冊は、まる3年かけて創ったというのがまたすごい。
掲載されているデータも細かくて、確かに一つの国について描くだけでも大変そう。
うちの中1の娘がこれを見て、教科書に載ってる世界地図は見る気になれないけど、これならじっくり見たくなるし内容も頭に入る、と言っていた。
いやいや教科書の世界地図もしっかり読み込んでくださいよ!
それにしても世界はこんなに大小様々な国があって、国と国とはしっかりと繋がっているのだ、としみじみ実感。
この歳になって初めて知ることも沢山あるのよね。。
●陸続きで隣同士の国の繋がりが面白い。特色が似てる、というより自然と似てくるんだろう。
●日本は島国で隣の国は海を隔てていて、だから独自性が強いんだと実感。
●その国の代表的な男女の名前にも感心。これだけ比較してもお国柄が分かって面白い。
●その国の有名人も発見がたくさん。この人ここの国の人?驚いてばかり。
●一つの国の中で、先住民と共存している地域も結構あることにも驚いた。
●オランダの国土は海面より低い土地が多いという。地球温暖化の影響で国土が浸水しないといいけれど…。
●ロシアの中で、ヨーロッパとアジアの両方が共存していることにもびっくり。ロシアってヨーロッパっぽくもないしアジアっぽくもない、と思っていたけれど、両者をうまい具合に共存させて独自の国家を造っているんだろうな。
●タイの代表的な食べ物「虫のスナック」とは…イラストからして、やはりそのままの意味なんだろうな…。
●そして我が日本。代表的な名前にもびっくり。太郎と花子はもう古い?代表的な文化で"マンガ"や"カラオケ"は分かるけれど、"女子高生"も"舞妓"や"歌舞伎"と同列に並ぶ特色だということに驚いた。
●最後に北極と南極が出てくる。北極点は北極海(ほぼ一年中凍結している海)の中にあり、南極大陸は雪と氷におおわれ、一年中氷点下。そこに棲息してる動物も結構いて、彼らなりの生活がそこにあることが感慨深い。そしてやはり心配なのは地球温暖化の影響。彼らの日常がこの先も守られるといいのだけれど…。
●最終頁の世界の国旗は圧巻。似ている国旗はもちろんあるけれど、こんなにあるのに同じ国旗は二つとない。当然と言えば当然だけれど。ダブらないように各国が工夫していることが分かった。
今回の世界図絵は2014年版。
2019年版はどんなに変わっているのかとても気になる。
- 感想投稿日 : 2020年10月10日
- 読了日 : 2020年10月10日
- 本棚登録日 : 2020年10月7日
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