お・り・が・み 獄の弓 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店 (2005年7月30日発売)
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本棚登録 : 211
感想 : 9
4

いや〜、前巻と今巻で鈴蘭の性格が大きく変わっているね。しかも、前巻に覚悟を決める出来事があったおかげで違和感無く、好ましい変わり方をしていると思うよ。
根幹は変わっていない事が読める描写も所々に存在しているしね。
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今回は名古屋河の業を受け継いだ妹の睡蓮も登場し、自分の不幸な境遇に嘆くばかりだった鈴蘭が完全に覚悟を決める成長物語だったよ。1巻とは見違えるようだし、好ましく感じるよ。
話が一区切りしたから次から最後までが一区切りかな。
鈴蘭と睡蓮が和解する場面は感動的だったな…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年12月22日
読了日 : 2014年6月13日
本棚登録日 : 2018年12月22日

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