今回は主人公であるはずの鈴蘭はほとんど登場しなかった(笑)。表紙に描かれている通り、クラリカを中心に物語は進んでいった感じだな。
暗黙ルールを破り、表社会の耳目を集めた行為は中々に悪辣で有効な手段だったな。
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今までに裏で暗躍してきた存在が遂に表に現れたわけだけど、クラリカのおかげで少しばかりチャンスが生まれたのが唯一の救いだ。今までのおちゃらけが嘘のような活躍だった。
後はアウターの本質とそれを関東機関の菊人が理解していた事が印象的だった。確かに今までの物語を読んでいると勘違いしそうだったな。
自衛隊の猟科教連の戦い方は強引だなと思ったよ。魔導力なしの対物ライフルとはいえ、通常兵器で魔的存在に対抗できるとは思わなかった。なんか心の中で薄ら笑いが出たよ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年12月22日
- 読了日 : 2014年11月21日
- 本棚登録日 : 2018年12月22日
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