碧海の玉座 1 (C・Novels 55-65)

著者 :
  • 中央公論新社 (2010年1月1日発売)
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感想 : 1
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第一次世界大戦後のパリ講和会議で英米仏伊の四ヶ国からの干渉により、旧ドイツ領の南洋諸島を失う事となった世界。外交で辛酸を舐めさせられた影響なのか、その後の外交は史実よりも上手く行っているように読めた。
太平洋上で英米が対立している影響で日本にとってはよい状況だ。
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それにしても武力衝突から日英戦争が始まるかと思ったが、最終的には陰謀を上手く回避できた事には驚いた。流石に日本海軍が民間客船を雷撃したとは思わなかったが、米海軍が陰謀を巡らしたとは思えない。やっぱり、白い家が陰謀の大元かな?
それにしても民間客船の雷撃の汚名をそそぐためとはいえ、日本海軍秘中の酸素魚雷を公開するとは思わなかった。流石にそこの判断は間違えなかったみたいだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年12月22日
読了日 : 2013年9月5日
本棚登録日 : 2018年12月22日

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