一気に完読。
逃げる女を追う警察、ここまで徹底して捜査するのかと驚いた。ただの殺人事件ではなく、大きな背景があった。殺された男性が以前に友人に何気に渡したお土産から、警察が主要人物の関係性を見つけるのも凄かった。最後の方の展開も凄くて、よくできている作品だなと感心した。
日米合同委員会の存在は以前に聞いたことがあったが、改めて日本は独立国家に見えて、いまだにアメリカの属国のようなものなんだなと虚しく思った。生方や桐山のような矜持のある刑事も簡単に処理されてしまうのが恐ろしい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月27日
- 読了日 : 2022年3月5日
- 本棚登録日 : 2022年2月23日
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