宇宙・0・無限大 (光文社新書 1261)

著者 :
  • 光文社 (2023年6月14日発売)
3.47
  • (2)
  • (6)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 84
感想 : 7
3

無限に1を加えても無限。0で割るとこれまた無限。無限もゼロも人間の考え出した概念だからだ。プランク定数から導かれる最小の時間、長さ等から分ることは、この世界は時間も空間も飛び飛びに存在しているが、人間の目では観測出来ないほど小さい(大きい)ので、連続したなだらかなものとして捉えてしまう。無限もゼロも人間の知覚能力の限界を補う概念上の存在なのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月15日
読了日 : 2023年8月15日
本棚登録日 : 2023年8月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする