紀元前500年頃の中国/春秋戦国時代の書「孫子の兵法」。
いかにして効率的に戦いに勝つか、被害をミニマイズして敗れるかを記した実用の書である。
印象深かったいくつかのポイントを。
「敵に勝ちて強を益す」
敵との勝敗が決した後に、敵を味方に引き込み、自分の戦力に取り込んでしまうのがベストである。なので、敵を徹底的にやり込めてはいけない。
「郷導を用いざれば地の利を得ること能わず」
見知らぬ地で戦をするには土地勘のあるその土地の人に頼らざるを得ない。自分が熟知していない分野は、その道に通じている者(専門家)に頼って進めるべし。上手く専門家を使って進めろ、と。
「兵を知る者は動いて迷わず挙げて窮せず」
克服すべき課題の難易度、自分の実力、自分の置かれている状況 この3点を掴んでおけば動揺することなく、課題克服に取り組める。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年8月14日
- 読了日 : 2018年8月14日
- 本棚登録日 : 2018年8月14日
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