引き寄せの法則を物語で学ぶ「サラとソロモン」シリーズ第三弾。サラとソロモンの友情の輪に新しい仲間を迎える。
また新しい仲間が加わり、友情の輪が広がっていく第三巻。本巻はより物語性が強くなっており、児童文学としてみても傑作だと思う。彼らの住むこの町に住みたい、とまで思わせる世界観が好き。嫉妬から始まる冒頭はやや三角関係を思わせるが、前作がボーイミーツガールにならかったように、今作でも恋愛的な話には進まないところに安心感を抱いた。それは別のところでやってほしい。お子さんにも安心してオススメできるシリーズ。
P199 「そうしたら、わたしの寄りかかれる手すりはどうなるの?」
どうなろうと、きみには問題じゃない。
「どうして?」
それがどうあれ、きみはしあわせになるのだから。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月6日
- 読了日 : 2023年12月31日
- 本棚登録日 : 2023年9月15日
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