新書783忘れられた島々「南洋群島」ノ現代史 (平凡社新書 783)

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  • 平凡社 (2015年8月11日発売)
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●西太平洋の広大な海域に点在する600を超える島々。日本は太平洋戦争に敗れるまでの約30年間、現在ミクロネシアと呼ばれるこの「南洋群島」を事実上の領土として支配した。「楽園」と言われた島々は太平洋戦争で、玉砕・集団自決の悲劇の舞台となった。
●サイパン、グアム、パラオ諸島、トラック諸島、ヤルート島。
●パラオでの戦いは、戦局に影響与えなかったことから「忘れられた戦場」と言われていた。
●海の生命線と呼ばれていて、戦略上は満州よりはるかに重要な位置にあった事は、あまり知られていない。移民の6割が沖縄県人で、南洋での玉砕・集団自決沖縄戦の前哨戦で会ったことも知られていない。
●「冒険ダン吉」は昭和8年から連載。のらくろと人気を2分していた。
●米軍は、占領したサイパン、テニアン、グアムに、B29の出撃基地を建設した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 幕末近代史
感想投稿日 : 2023年5月10日
読了日 : 2023年5月10日
本棚登録日 : 2021年6月19日

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