ゼロコロナという病 (産経セレクト S 24)

  • 産経新聞出版 (2021年7月16日発売)
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●様々なリスクにさらされているにもかかわらず、その中のたった1つのリスクだけを過剰に意識し、そのリスクをゼロにするために全精力を傾ければ、必ずそれ以外のリスクが蔑ろにされるのです。かえって危検査機が拡大してしまうことすら危惧される。
●年間130万人の死亡、インフルエンザでは1万人程度の死亡は普通。
● PCR検査に関する世の混乱に関しては「モーニングショー」が戦犯と言っても過言ではないですね。特に玉川徹。
●「コロナ全体主義」、つまり、視聴率を取りたい、有名になりたい、もてはやされたいと言うどうしようもない欲望なんじゃないかと思っています。
●大衆社会論の重要な言説に第4権力の問題があります。政府を監視するメディアが第4権力として存在している。このメディアと言う強力な権力に対して何らかの監視がないと絶対に暴走してしまうことになる。
●フランスは、日本より厳しいロックダウンを実施しても、一向に感染者が減らなかった。と言う事はやっても意味がない。
●外出や会食を我慢しなければならないのは、本来、重症化の危険性が高い高齢者であり、若者にここまで我慢をしいなければならなかったのか。若者たちが失った時間は取り戻せないし、自殺してしまった人生を取り戻すことができない。
●コロナ禍と言う戦争をきっかけに、各国が財政規律を撤廃することを通して、政府支出を徹底拡大し、世界中が成長軌道に乗る可能性が出てきた。しかし、日本はコロナ増税と言う声が上がり始めて、日本だけが激しく凋落していくことになります。
●コロナ対応病床を増やさなかった医師会に大きな責任がある。また、対応病床を増やす努力をお座なりにしたまま、緊急事態宣言を軽々しく連発する政府にも大きな問題がある。
●高齢者の出歩かないとストレスが溜まって、他の病気になるからといって、高齢者は外出抑制を強く言わなかった。その真の目的は、高齢者がいつも通り通院してくれないと病院が儲からないと言う事なんですよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会一般
感想投稿日 : 2023年8月31日
読了日 : 2023年8月31日
本棚登録日 : 2023年8月24日

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