国家が発展するには、地政学等や民族の個性などは関係なくそのシステムが重要で、包括的であれば反映し、収奪的であれば衰退するという主張の本。包括的とは全体最適、共存原理を取り入れた民主主義的なシステム、収奪的とは一部の特権階層が富を独占し搾取するというシステム。
本書には過去の事例がふんだんに紹介してあり内容が濃く膨大なため消化不良になった。世界史の知識が十分であればもっと楽しめたように思う。下巻も同様の事例紹介外続くだけなのか興味深い。
読書状況:読み終わった
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教養
- 感想投稿日 : 2022年8月24日
- 読了日 : 2022年8月24日
- 本棚登録日 : 2022年8月24日
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