仕事で評価されがちな、「上司の的を当てるのがうまく、捌くのが早い」人を、カッコつきの「できる人」としてそういった人ばかりになる危険性を説いた本。
意外をその危険性が認知されていない現状において、価値のある啓蒙をする一冊。トップダウンだけでなくボトムアップでもできる方策としてコアネットワークの構築という策を提示している点も、有益。
ただ、組織として解決を図る上で、どうやってそう行った人たちを処遇するかまで踏み込んでいれば尚良かった。「できる人」は従来型の目標管理型人事評価に対して最適化した行動を取った結果であることは間違いないので。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年11月26日
- 読了日 : 2017年11月25日
- 本棚登録日 : 2017年11月25日
みんなの感想をみる