江戸時代初頭、天下の法に反して駿河城内で挙行された真剣御前試合で対峙したのは、片腕の若武者・藤木源之助と盲目の天才剣士・伊良子清玄だった!!
徳川家光の実弟でありながら自刃させられた徳川忠長は、数々の残虐行為により罰せられたが、真剣による寛永御前試合は最悪のものだった。
その御前試合で雌雄を決したのが、藤木源之助と伊良子清玄。片腕の剣士と盲目で片足が不自由な剣士の立ち合いに込められた因縁が、明らかに。
残酷無惨時代劇、開幕!!
濃尾無双と名高い虎眼流の後継者と目された藤木源之助と虎眼流に道場破りに来た伊良子清玄のライバル関係の始まりが、岩本虎眼の頂点にした虎眼流のザッツ封建主義的な支配関係や藤木源之助vs伊良子清玄など異能な剣士同士のバトルで描かれていて、凄まじい迫力ある絵力に惹き込まれる第1巻。
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- 感想投稿日 : 2023年1月21日
- 読了日 : 2023年1月21日
- 本棚登録日 : 2023年1月21日
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