世界中で愛されているスーパーヒーロー“バードマン”。だが、バードマン役でスターになったリーガン(マイケル・キートン)は、その後のヒット作に恵まれず、私生活でも失意の日々を送っていた。
再起を決意したリーガンはレイモンド・カーヴァーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、ブロードウェイの舞台に立とうとしていたが…。
第87回アカデミー賞で作品賞をはじめ最多4冠受賞した話題作!
マイケル・キートンの人生やヒーロー映画に対する嫉妬混じりの皮肉や映画人の批判など業界の風刺を絡めて、キートンたち演技派同士の演技合戦が満載で、何度も観て考えたくなる映画です。マイケル・キートンやエドワード・ノートンのエキセントリックな演技、町中で戦闘が起きたりキートンが空を飛んだりの現実と妄想が混じっての奇想天外な展開、実力派俳優にスターの座を脅かされ娘との溝が深まり狂気に追い込まれるリーガンの葛藤と苦悩、この映画の登場人物の愛を求めるあまり遠回りしてしまうどうしようもなさ、ユニークな内幕ものです。ラストの衝撃的な展開は予想外だが力強いラストでした。
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- 感想投稿日 : 2023年1月6日
- 読了日 : 2023年1月6日
- 本棚登録日 : 2022年12月31日
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