カマラとアマラの丘

著者 :
  • 講談社 (2012年9月27日発売)
3.59
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本棚登録 : 361
感想 : 71
5

初野晴作品は今までハルチカシリーズしか読んでなかったので
出だしからのトーンに馴染むまでちょっと戸惑いがあったけど、
雰囲気がつかめてからは入り込める作品だった。

青春ミステリーの印象しかなかったのだけど、
幻想的で、独特の雰囲気があり、
心を揺り動かす作品ぶりに、いい意味で驚かされた。

命の重みと心の痛みというのが連作を貫くテーマだろうか。

ちょっと甘めの星5だけど、良い読書ができた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2015年10月20日
読了日 : 2015年10月20日
本棚登録日 : 2015年10月20日

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