ジュニア空想科学読本 (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2013年6月15日発売)
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本棚登録 : 628
感想 : 32
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〈真面目に「かめはめ波」を出せるか考えてみた〉

アニメ、漫画、文学の設定が本当に実現可能なのか?ということを科学的な面から検証していく一冊。

ヒーローが空を飛ぶ。
光線やビームを出す。
奇妙な姿なのに生きているキャラクター。
アニメや漫画の世界にはそのような魅力的な設定やキャラクターが溢れています。筆者はそのようなものたちをフィクションだからと切り捨てるのではなく、真面目に?科学的に検証しています。

これは『空想科学読本』シリーズの中でも人気の高かった原稿を選び、書き直したものです。
知らない作品がある人もいるかもしれませんが、ドラえもんやサザエさん、トトロなど長く愛されている作品が多く選ばれています。

特に好きだったのは
「カービィは、相手を吸い込むとその特徴が体に現れます。なぜそんなことができるのでしょうか?」
まさかあんな不気味な結論になるとは……

アニメや漫画をきっかけに科学に親しめる一冊です。

【受賞歴】
「第3回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100
「第2回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100
「第1回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年3月14日
読了日 : 2022年3月14日
本棚登録日 : 2022年3月2日

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