ツワモノガタリ(7) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社 (2023年6月20日発売)
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本棚登録 : 19
感想 : 2
5

土方歳三vs坂本龍馬決着から池田屋事件へ。前巻から続く土方と龍馬の対比がそれぞれの人となりを描き出して、とても良かった。そして……ここから完全にネタバレなんだけど


ついに土佐屈指の人斬り岡田以蔵登場。今まで見たことないタイプの以蔵、そして坂本龍馬との関係性。いつも逆の立ち位置で描かれることがほとんどなのでちょっと驚いたとともに新鮮だった。
キャラデザ面でもこんな爽やかですっきり垢抜けた以蔵は初めて……

と、土方の語りで座はお開きとなり、本段池田屋事件へ。
座興では語られる事のなかった近藤勇や永倉新八が集団戦の中リアルタイムで強さを語ることになり、まあ近藤の殺陣のど迫力なこと。
これからは普通に歴史物になるのかな?と思いきや、ラストでやはり1対1のガチンコバトルが用意されツワモノガタリナウ!といったところで次巻も楽しみ

吉田稔麿の腰抜け長州藩士たちへの捨て台詞「僕の『誠』は死ぬことになる」がなんとも皮肉で印象深かった……
そうそう。巻頭1コマ目、龍馬への土方の(半分ジブンガタリな)問いかけも名台詞で「ぴゃー!!」てなった

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2023年6月20日
読了日 : 2023年6月20日
本棚登録日 : 2023年6月6日

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