著者は元プリンストン大教授の大数学者.昭和5年生まれ.頭脳流出と言われた時代に豊かなアメリカに渡って研究生活を送った.
以前単行本で読んだときには人の悪口がもっと書いてあった印象があるが,多分それはこの次の本であろう.
わたしには,著者が偉い数学者であることより,彼の目で見た,戦前,戦後の日本の風景,光景がとても印象に残る.著者がいう通り,書かれないと忘れられてしまうことになる事が書いてあるのがいい.
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
伝記・自伝・評伝
- 感想投稿日 : 2022年1月22日
- 読了日 : 2022年1月22日
- 本棚登録日 : 2022年1月22日
みんなの感想をみる