同盟側の政治の腐敗ぶりが酷くて、いっそ滅んでしまった方がいいんじゃないかとさえ思った。
でもヤンが考えるとおり、ラインハルトが進歩的な優れた権力者となり得たとしても、次世代にどんな暴君に支配されるかも判らないのが独裁の怖さで、そういう意味では腐っても民主主義体制の方がましと言わざるをえないのだろうな…。
今回は同盟にとってメルカッツの存在が心強かった。いつになく感情的なヤンはちょっと素敵に見えた。これから気になるのはロイエンタール。そしてラインハルトは…もう元の彼に戻ることはできないけど正しい道を進んでほしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学 日本
- 感想投稿日 : 2018年10月1日
- 読了日 : 2018年9月30日
- 本棚登録日 : 2018年10月1日
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