ネコババのいる町で (文春文庫 た 32-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (1993年3月10日発売)
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本棚登録 : 78
感想 : 10
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「ネコババ・・・」は、産みの母親が外国人と再婚をしたため、日本へ一人帰国させられた少女の話である。一時的に失語症になるが、隣の家で猫と共に生活をするネコババの家に遊びに行く事で、普通の暮らしが出来るようになる。

「神の落し子」は、妻に裏切られた男が、金持ちから貧乏になってしまう話である。

「リリスの長い髪」は、数年の結婚生活の後、妻が急に別れを告げ離婚となり、その後、再婚をしてはみたものの前妻との思い出が忘れられない男の話である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年8月5日
読了日 : 1998年1月
本棚登録日 : 2013年8月14日

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