転んでも、大丈夫: ぼくが義足を作る理由 (ポプラ社ノンフィクション)

著者 :
  • ポプラ社 (2016年8月5日発売)
3.60
  • (6)
  • (10)
  • (11)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 150
感想 : 13
4

義肢装具士の臼井二美男さんのお話し。

臼井さんは、ひょんなことから義肢装具士になり、一生の仕事としてのめり込む。

臼井さんの、人をバックアップする姿勢(押し付けがましくなく、その人がやりたいことを優先する)、究めたいという職人気質が、義肢装具士を天職にしているのだなと、しみじみ感じる。

スポーツ用の義足を作るのに試行錯誤していたとは。
アメリカの写真を見ながら、作り方もわからない中、見よう見まねで作ったという逸話が、意外だった。

もっと確立されている世界だと思っていたので。
臼井さんと、義足を使う方々の並々ならぬ熱意が伝わってくる本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年9月24日
読了日 : 2019年9月24日
本棚登録日 : 2019年9月9日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする