義肢装具士の臼井二美男さんのお話し。
臼井さんは、ひょんなことから義肢装具士になり、一生の仕事としてのめり込む。
臼井さんの、人をバックアップする姿勢(押し付けがましくなく、その人がやりたいことを優先する)、究めたいという職人気質が、義肢装具士を天職にしているのだなと、しみじみ感じる。
スポーツ用の義足を作るのに試行錯誤していたとは。
アメリカの写真を見ながら、作り方もわからない中、見よう見まねで作ったという逸話が、意外だった。
もっと確立されている世界だと思っていたので。
臼井さんと、義足を使う方々の並々ならぬ熱意が伝わってくる本でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年9月24日
- 読了日 : 2019年9月24日
- 本棚登録日 : 2019年9月9日
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