絵に北国の冷たい空気と生命の力強さが宿っている。見ているだけで北国の早春を感じた。また、悲しみと喜びが折り合わさるお話にも余計な物がない。美しいエッセンスのみで構成されている。絵と物語、それぞれの表す物を越え、命そのものを語る、一片の詩のような作品だ。
子どもが読んだら何を感じるのだろうか。子どもに戻ってもう一度読んでみたい、そう感じさせる絵本だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月3日
- 読了日 : 2022年8月3日
- 本棚登録日 : 2022年7月25日
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