おじいちゃんがおばあちゃんに語る真実の愛の物語。
1940年代の若者2人の燃えるようなひと夏の恋と一緒になることを阻む周囲の環境。大人になってだんだんと変わっていくものもあるけれど、やっぱり心の奥にしまっていた想いは変わらないんだなーと思った。
場面の移り変わるところで現在を挟んでいくのが印象的。
最愛の人がそばにいるのに心がそばにいないというのはある意味死よりもつらいことだと感じる。
物語を通じて最愛の人を取り戻そうとするノア。
抜け殻でも燃えることができる的なセリフがあったけれど、それも燃えきった後は…というラスト。
とてもいい最後だと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年3月28日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年3月28日
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