DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2019年 9月号 [雑誌] (なぜ働きすぎてしまうのか 時間と幸福のマネジメント)
- ダイヤモンド社 (2019年8月10日発売)
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感想 : 7件
働くのは休み休みにしたいと思いながら、自分自身を振り返っても働いていないと安心しないというメンタリティ。成果が重要だと言いながら、長時間投下していないとやる気がないと思われるのではないかという心理が働いている。集中して一定の時間を投下しているのであれば長時間労働にも意味はあるのだが、疲労から集中力は途切れがちでややもするとダラダラとしがちなところもある、のであれば短期集中して成果を上げた方がいいに決まっているのだが、そのバランスがやはり難しい。
特集の論文によれば、時間とお金で迷ったら時間を取れとのこと。時間はお金より効用が高く自分の時間を優先するという姿勢で臨む方が幸福度が高い。また、週末は休暇だと思って過ごすこと、その方がやはり幸福度が高い。
特集外の論文では、仕組みは顧客に見せた方がいいというのが面白かった。どこに手間ひまが掛かっているのかを見せた方が顧客も安心するし納得するということで、簡単だと顧客が思っていることに時間が掛かっていると不満だけが溜まる。であればどこに時間がかかっているかを見せてしまった方がいいということ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月10日
- 読了日 : 2022年1月10日
- 本棚登録日 : 2022年1月10日
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