速読は右脳でやるものだとばかり思っていたもので、この本のタイトルを書店で見た時は驚いたものです。
左脳速読だと余計に脳が疲れるのではと思ってすぐには購入しませんでした。
しかし思い切って購入して読んでみると、なかなかいいこと書いてあって納得。
左脳型の人に右脳型速読を練習させてもマスターできないので左脳型の人でもできる練習法を開発したということです。
そして左脳型速読を続けているうちに右脳も発達してきてやがては両脳型人間になれるということです。
こういうことが左脳型の人でも分かるように丁寧に嚙んで含めるように説明されています。
右脳・左脳の機能の違いについてもよく分かります。
そして先行する右脳型速読法の流派について実名を挙げて批判したりしています。
本書はジョイント式速読法(新日本速読研究会)初期の傑作であり、今読んでも色あせない名著だと思います。
そして私はこの流派に心酔し、ビデオ教材も購入し大阪教室に通い電子ブック版訓練ソフトも購入したりしたけど結局マスターできませんでした。
今読み返すと、やはり画面で見るソフトに頼るより実際の本でページめくり訓練をする方が効果あるのではないかと思ったり。
OLDIES 三丁目のブログ
速読本の古典であり不朽の名著である『左脳らくらく速読術』
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2021/11/22/194211
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
00 総記
- 感想投稿日 : 2021年11月22日
- 読了日 : 2021年11月22日
- 本棚登録日 : 2021年11月22日
みんなの感想をみる