大団円の完結編.前巻でのカナクの決心やオチが誰もが想像の通りの展開だったけど,その辺りは非常にライトだとして割り切る.シリーズ序盤はアガペというか相手への強い思いを前面に出したキャラ押しの展開だったと思うけど,だんだんファンタジーらしい普通の戦記っぽい語り調になっていて,この5巻もそんな戦記っぽい印象.ただ前巻までで築いてきた各キャラの思いがちゃんとぶつかり合っているのがよかった.
予告通りユーリエがやっと登場するわけだけど,そこだけ輝いていた.というかそのシーンだけ浮きまくっていた.ユーリエってこんなキャラだったっけ?と思って1巻読み直したらそんなキャラだった.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
LIGHT NOVEL
- 感想投稿日 : 2012年11月18日
- 読了日 : 2012年11月11日
- 本棚登録日 : 2012年11月11日
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