森の生活 上: ウォールデン (岩波文庫 赤 307-1)

  • 岩波書店 (1995年9月18日発売)
3.54
  • (52)
  • (61)
  • (116)
  • (15)
  • (7)
本棚登録 : 1683
感想 : 91
5

何より19世紀の人々も現代の我々より一層仕事や土地や様々なものに縛られ汲々と生きていた事に驚きます。 200年で進歩は無いのか? 
自分で森の奥に家を建てて2年間暮らしながら思索を巡らすソロー。「訪問者」に出てくる樵が印象的。ミニマルな生活でいつも思うのは、1人で生活している人が実践する話だということ。家族、特に幼い子供や老人などと一緒の人達があえてこういう生活に挑んだという話は無いのか?子供や老人も余計なものというわけでも無いだろうに。でも、自由に生きられたらとも思う。自分の場合は引き換えに犠牲にしなければならないのは何だろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年6月1日
読了日 : 2019年6月1日
本棚登録日 : 2019年6月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする